ニュースレターの中枢である自己開示の必要性

2014.5.30|ニュースレター

昨日「ニュースレターを発行する目的を明確にしよう」というエントリーをしました。

今日はニュースレターの中枢ともいえる「自己開示」についてのお話です。
ニュースレターはお客様とのコミュニケーションを図るツールですから、ニュースレターの内容や企画を考える際、自社サービスや業務についての内容だけではなく、自分の家族や飼っているペットのことや、好きな芸能人、最近見た映画や本の感想、自慢に思っていることや失敗談など、スタッフそれぞれのキャラクターや個性を感じることができる内容、いわゆる自己開示を取り入れることがとても重要なものになります。



[ニュースレターを発行しているパン屋さんで起きた小さな奇跡]

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小さな小さな商店街内にあるパン屋さん。
店内販売だけではなく、昼食時には近隣施設へ、パンを売りに出かけます。
ニュースレターを発行するようになり、外売り先でパンと一緒にニュースレターを手渡しするようになりました。外売り先の老人ホームで、いつものようにニュースレターを手渡した時、居住者さんにこんな声をかけられたそうです。

「せーたん(店主のあだ名)。いつもありがとう。毎週楽しみにしてるのよ」

彼は戸惑ったそうです。いつも購入いただいているお婆さまなのですが、パンの種類も値段も覚えられない方なのに、なぜ自分の名前を覚えていられる・・・。

「あの新聞(ニュースレター)次いつ持ってきてくれるの?」

そう。お婆さまはパンを購入後、自室に帰りパンを食べながら楽しくニュースレターを読んでくれている熱烈な読者、つまりファンだったのです。
お婆さまにとっては、「ただのパン屋」というより「せーたんのパン屋さん」と認識されているのです。
このようなケースが何度となく続いたそうです。

「しがないパン屋に起きた小さな奇跡ですよ」と彼は言います。
確かに、こんなに強烈な他社との差別化ってないですよね。
それからというもの、そのお婆さまのご家族やご友人、多くの方が商店街内にあるパン屋さんまで、わざわざ「せーたんのパン」を買いにいらしては、「新聞ないの?」と声をかけられるようになり、結果そのお客様方はリピーターに育っていきました。



[自己を隠さず開示することは、お互いの好感や信頼に繋がる]

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ここで、パン屋さんのニュースレターに掲載しているコンテンツを紹介させていただきます。

1.店主(せーたんコラム)
2.スタッフ紹介
3.美味しいパンの食べ方
4,4コマ漫画

言葉は悪いですが、これだけです。しかし店主のコラムの独特な文体とどうでも良い内容が人気を集めているのです。自分にとっては、どうでも良い内容だと思っていても、読者にとってはタマラナイ内容なのです。

「チラシなんかよりもよっぽど効果がありますよ、ニュースレターは」と彼は言います。

自己を隠さず開示することは、お互いの好感や信頼につながりますし、ニュースレターにもその内容が反映され、お客様からも共感や好感を得られるコンテンツの作成をすることができるようになります。
取り扱っている商品やサービスについての思い入れや、もっと有効に活用できるアイデアを出し合うことも、スタッフ同士のコミュニケーションに役立ちますし、ニュースレターの内容に説得力を持たせる重要な要素となるのです。




[おまけ]
ちょうど取材に伺ったそのとき、タレントの「にしおかすみこ」さんが撮影でいらしていたので、パン屋さんと共に写真をパシャリ。

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